NEWS
日韓青少年対話型交流事業「日韓みらいファクトリーフォーラム2024」を開催
365体育投注では昨年8月19日?22日にかけて、東京キャンパス文京校舎にて創基151年365体育投注開学50周年記念冠事業として365体育投注6年度日韓青少年対話型交流事業「日韓みらいファクトリーフォーラム2024」を開催しました。
この行事は昨年に続き本学としては二度目となるもので、両国の多くの応募の中から選抜した総勢84名の大学生が参加しました。国内からは高校生も含む39名、そして韓国からは最大規模となる45名の学生を我が国に招へいし、3泊4日に渡り充実した青少年交流事業を実施しました。
この事業は外務省や駐日韓国大使館 韓国文化院をはじめとする両国から約30もの機関より後援、協力またはプログラムの共創支援を受けたほか、公益財団法人日韓文化交流基金、韓国国際交流財団及び一般社団法人茗渓会から助成を受けて開催されました。
このプログラムの革新価値は従来の国際交流とは一線を画す、アントレプレナーシップ教育、異文化コミュニケーション、そして文化体験や観光等を組み合わせた「探究型国際交流プログラム(以下、「CCPP」とします)」です。特にCCPPのフレームワークとなるアントレプレナーシップ教育の観点については国際産学連携本部の西野 由高 教授と野村 豪 助教により専門的視点に基づき監修いただきました。
本行事ではCCPPをベースとするプログラムの全体テーマとして「SDGsの視点から日本と韓国に共通する課題に着目し課題解決を試みる」ことを設定しました。参加した学生たちは、国内学生、招へい学生の枠を超えたチーム活動を中心に行いました。自治体国際化協会や韓国国際交流財団と共同で実施した特別講演?ワークショップ、駐日韓国大使館 韓国文化院訪問(特別講演と文化体験)、さらに東京観光ミッションを通じて、圧倒的原体験を得ながら自由にアイデアを創造し、最終発表を迎えることができました。
この事業がCCPPを通じて希求するのは「日本や世界の文化を理解し双方の文化に対応することができるグローバル人財」です。異文化に対する理解を高め、柔軟な思考や行動達成することを目指すものであり、我が国はもちろん、グローバルな社会を舞台に、自身と異なる新しい価値観や考え方を理解し活躍できる人財を増やしたいと考えています。自ら出した問いへのこたえを探す冒険と探索を、国際的な共修で実現する経験から、社会課題の解決?ソーシャルインパクトの創出を図り新たな価値創造へと取り組みました。
この事業は本学の人間力育成支援事業「つくばアクションプロジェクト(T-ACT)」の枠組み下、学生によって企画?立案されたものであり、申 貞恩 助教(人文社会系)、秋山 肇 助教(人文社会系)、李 健實 助教(学生生活課T-ACT推進室)が参加し学生を指導?支援し共創しました。
企画?立案した社会?国際学群 社会学類2年の寳積 應公 事業運責任者は
「自由に挑戦し深い学びを得ることができる大学の制度に心から感謝している」
としつつ、
「国際交流の新常識であるCCPPを土台に、日韓交流で培ったノウハウを諸外国?地域へ拡大し、世界中の人々がグローバルシティズンとして信頼し合える世界を実現するために学びを深めていきたい」
と述べました。
開催報告は韓国の中央省庁である文化体育観光省や駐日韓国大使館 韓国文化院のウェブサイトへ掲載され、また韓国大手メディアでも複数取り上げられました。
(日韓みらいファクトリーフォーラム2024 対面研修?開催レポート!)