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UNHCR国連難民高等弁務官フィリッポ?グランディ氏の学長表敬並び学生との交流会を開催

UNHCR学長表敬、学生との交流会

10月20日、第11代国連難民高等弁務官フィリッポ?グランディ氏が、インドリカ?ラトワッテ同事務所アジア太平洋局長、伊藤 礼樹 駐日代表及び五十嵐 立青 つくば市長とともに本学を訪問され、永田 恭介 学長、池田 潤 副学長(国際担当)、本間 三和子 副学長(学生担当)、大根田 修 大学執行役員(国際局長)、櫻井 岳暁 国際室長(数理物質系?教授)と懇談されました。

グランディ氏から、国連難民高等弁務官事務所の活動について説明の後、日本の難民受入れに当たっての課題等について意見交換が行われました。

学長表敬に続けて、グランティ氏と本学学生との意見交換会が開催され、日本人16名を含む15ケ国?計44名の学生が出席しました。

冒頭の本間 三和子 学生担当副学長による歓迎の挨拶の後、フィリッポ?グランディ氏からの講演が行われました。同氏は、昨今頻発する世界の危機的状況や難民問題の複雑さに触れ、「世界は分断されてはならず、国を超えて協力しなければならない」と強調されました。

続いて、国際法を研究する日本人の大学院生と、ウクライナからの特別聴講学生の2名がスピーチし、自身のバックグラウンドやこれまでの体験を踏まえ、それぞれの視点で難民問題について語りました。

最後に行われた質疑応答では、学生から「日本の難民に対する姿勢」について質問が出され、グランディ氏らは「率先した人道支援」や「平和を愛する国であり続けること」が日本の役割であるとも述べました。そして、学生達に「卒業後に国際機関や草の根の国際交流機関等で働く経験を勧めたい。広い視野と寛容の心を持ち、世界の平和のために協働してほしい」と語りました。

難民問題について、現役の国連難民高等弁務官と直接に対話できたことは、本学の学生にとって深い学びの機会となりました。

講演をするフィリッポ?グランディ氏
(講演をするフィリッポ?グランディ氏)
学生との質疑応答の様子
(学生との質疑応答の様子)
参加者の集合写真
(参加者の集合写真)