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T-ACTプロジェクト「多文化共生促進ワークショップ-サッカーボールでキャンパス内の見えない壁を壊していこう-」を開催
2022年3月14日(月)18:00から本学5C棟212実習室でT-ACT(つくばアクションプロジェクト)フォーラム、関係の学生や職員の協力のもと、「KickChat FC」※が中心となって多文化共生促進ワークショップが開催されました。このワークショップはコロナ禍で活動が制限される中、サッカーを通して日本人学生と交流を深めコミュニケーションを取りたいと思う留学生の思いから、多文化間コミュニケーションと、日本人学生と外国人留学生の交流の促進を目的として開かれました。
※KickChat FCとはT-ACTのプロジェクトの一つ「サッカーボールをパスしてみんなと対話しよう!」のメンバー(本学日本人学生、外国人留学生と教職員)で結成されたサッカークラブです。
https://www.t-act.tsukuba.ac.jp/project/view/?seq=553
90分間のワークショップは、司会の人間エリア支援室の北條 英次さんと、スポーツ?オリンピック学学位プログラム(TIAS2.0)所属の大学院生のCristian Ebuka Okoyeさん(ナイジェリア)、Suraj Bhandariさん(インド)の2名のファシリテーターによって進められました。自己紹介とアイスブレイクゲームを通して参加者同士の距離が近づいた後、2グループに分かれ、それぞれが大学生活において直面する問題やその解決策について話し合いました。
一つのグループでは、日本人学生、外国人留学生、職員、研究員、教員のそれぞれの立場で、目に見える問題と見えない問題を出し合いました。もう一つのグループでは浮かび上がるいろいろな問題に対する解決策について話し合いました。キャンパス内にコミュニケーションを取れるスペースをもっと増やす必要性があるという意見が多くありました。
ワークショップの最後には両グループが話し合った内容を発表しました。このワークショップの開催に多くの支援をしていただいたT-ACTフォーラムの木田 江里華さんとURA研究戦略推進室の栗原 翔吾さんにも参加いただきました。
ワークショップの参加者は以下の通りです。
Benchadi Djafer (アルジェリア) 情報理工学位プログラム大学院生
石井 郁 体育専門学群学群生
高波 宗人 スポーツ国際開発学共同専攻大学院生
Phan Cao Duong (ベトナム) 持続環境学専攻大学院生
Santiago Price Torrendell (アルゼンチン) 知能機能システム学位プログラム
磯田 沙織 国際総合学類非常勤講師(元人文社会系)
Tanmoy Mookherjee (インド) TIAS2.0大学院生
Yuri Lavinas (ブラジル) 情報理工学位プログラム大学院生
今回のワークショップは北條さんと木田さんのたゆみない努力、そしてT-ACTフォーラムのサポートにより実現することができました。このワークショップがサッカーを愛するという共通点で集まった人たちの間で対話を続けるための場として長く続いていってほしいと思います、そしてKickChat FCが、本学の職員、研究員、教員そして学生の協力によってますます成長を続けていってほしいと願います。最後にこの機会を与えてくれた参加者と主催者に感謝いたします。