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コンケン大学、ラオス保健科学大学との戦略的パートナー協定調印式を実施
12月21日、本学は、タイ王国コンケン大学とラオス人民主共和国ラオス保健科学大学の3者で、戦略的パートナー協定を締結しました。オンラインで実施した調印式には、本学から永田恭介学長、コンケン大学からマイトリイ副学長(Assoc. Prof. Maitree Inprasitha Vice President for Education and Academic Services)、ラオス保健科学大学から ボントーム?サムントリー学長(Dr. Bounthome Samountry、 Interim President)が出席しました。
本協定は、365体育投注附属病院国際医療センター鈴木貴明副部長(高度救命救急センター併任)らによる「交通事故から住民の命を守る救急救命活動支援プロジェクト(対象国ラオス)」が、本学で初めて「JICA草の根技術協力プロジェクト(パートナー型)」に採択されたことを契機とし、タイ?コンケンの地理的優位性を活かしたCLMV(注)展開、救命救急をはじめとする様々な教育研究分野における多国間連携をさらに発展させることを狙いとするものです。調印後は、コロナ禍においての救急救命に関する議論を中心に発表と意見交換の場が持たれました。
今回のイベントには、国際協力機構(JICA)タイ事務所、ラオス事務所、筑波国際センターも同席され、JICAを代表としてタイ事務所湯浅次長からは、今後の3大学の活動発展への期待と共に、今後展開を予定しているCLMV対象とした救命救急研修(第3国研修)の紹介もありました。
今後、この協定を皮切りに協定大学、さらには関係機関との間におけるさらなる連携の発展、また、CLMVへの展開が期待されます。
(注)カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムの頭文字
(上段左:永田学長、上段右:コンケン大学マイトリイ副学長、下段:ラオス保健科学大学ボントーム?サムントリー学長)
(調印式の様子)