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Tsukuba Summer Institute 2017を開催
(嘉納治五郎先生像を囲んで)
7月11日~18日の8日間,本学体育系を中心に運営を行う「Tsukuba Summer Institute for Physical Education and Sport (TSI)2017」を開催しました。University of Queensland(豪),Ohio State University,California State University, Los Angeles(米)をはじめとした本学の海外協定校14大学と鹿屋体育大学から67名,JICA課題別研修「学校体育」コースの研修員16名(アジア?アフリカ等9カ国),そして本学学生22名が参加し、参加者数は過去最多の105名となりました。
TSIは,2010年から開催しており,今年で8回目を迎えました。講師陣は,本学,体育系の教員と協定校の教員を中心とする世界の第一線で活躍する研究者や指導者です。プログラムはすべて英語で行われ,参加学生は,「CoRP (Collaborative Research Planning)」「SPAC (Sport, Physical Activity and Culture in Japan)」「LAB (Laboratory workshop)」「IDS (International Development through Sport)」「QSPE (Quality School Physical Education:JICA研修員対象)」の5つのプログラムに分かれ,それぞれ,スポーツのホットトピックに関する研究の計画立案,日本のスポーツ?身体文化理解,運動生理?生化学,神経科学,リハビリテーション等の実験方法,スポーツによる国際開発,学校体育のカリキュラム,教師教育及び授業研究について,講義や演習?実習,グループ討論,発表を通じて,英語で議論し,実践力の向上を図るとともに,相互理解を深めることを目的としています。プログラムを越えて,互いの専門領域について学び合うコモンレクチャーやポスター発表,サッカー等の各種交流プログラム,また,個別指導の機会も用意し,よりきめの細かい研究指導やキャリア形成指導も受けることが可能です。
参加者からは,「TSIで学修した体育の指導法を自分のティーチングスキルとして活かしたい」,「大変充実した一週間で最高の経験になった」,「真の国際コミュニケーションが体験できた。ぜひ友人?後輩にもTSI参加を勧めたい」,「非常に素晴らしいプログラムだった」との感想も聞かれました。また,視察に訪れた協定校関係者からは,来年度もぜひ学生を派遣したいとの申し出もありました。講師間では,共同研究に向けた話し合いももたれ,プログラム終了後のミーティングでは海外の講師陣も含めたスタッフから積極的な提案を受け,来年度(2018年7月開催予定)さらに2020年のTSI記念大会開催に向けた取り組みもスタートしました。
(エクスカーション@土浦?霞ヶ浦総合公園にて)
TSI参加大学
Technische Universit?t Dortmund,University of Munster,University of Stirling,Western University,University of Strathclyde,University of New Mexico,University of Queensland,University of California - Irvine,California State University - Los Angeles,The Ohio State University,Incheon National University,Eulji University,Taiwan National Normal University,Punjabi University,National Institute of Fitness and Sports in KANOYA,University of Tsukuba