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平成29年度大学図書館職員長期研修を開催
この研修は,昭和44年度に当時の文部省と図書館短期大学による共催で始まって以来毎年実施しているもので,本年で49回目を数えます。初日には文部科学省研究振興局参事官(情報担当)付の丸山学術基盤整備室長を迎えて開講式を執り行いました。
本研修は,全国の国公私立大学図書館等に所属する係長クラスの中堅職員に対し,学術情報に関する最新の知識を教授するとともに,図書館経営?情報サービスの在り方について再教育を行うもので,職員の資質とマネジメント?企画等の能力の向上を図ることにより,大学図書館等の情報提供サービス体制をより一層充実させることを目的としています。
昨年6月に公表された「国立大学図書館協会ビジョン2020」を受けて各大学の課題解決に取り組むために,現状分析や企画力,プレゼンテーション能力に比重を置いた実践的な演習を行いました。これを受けた班別討議では,受講生同士の情報共有も活発に行われました。その他,民間企業から講師を招いた「新技術を活用した新たな図書館サービスの可能性」,「アクティブラーニングスペースの作り方」等,幅広い観点からの研修を行いました。
(開講式で挨拶をする西川 博昭副学長(学術情報担当)?附属図書館長)