教職員等
医学医療系 神経内科学の石井一弘准教授は、神栖市の住民の健康被害を2002年から相次ぎ発見し、地下水の汚染が原因と推定し、保健所へ通報しました。化学兵器材料のジフェニルアルシン酸(DPAA)が発見され、被害のさらなる拡大を防ぎました。以来17年に亘って、ばく露住民の健康診査や特定診療、DPAAの毒性研究に従事し、住民の健康不安解消などに努め、健康被害住民への見舞金額決定に尽力しました。これらのDPAAばく露住民や地域住民への多大なる貢献が評価されて、第48回医療功労賞(読売新聞 主催)を受賞しました。