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国際青年会議所(JCI)「2018年 世界の傑出した若者たち(TOYP)10人」
人間系 ラミチャネ?カマル

教職員等

人間系障害科学域のラミチャネ?カマル准教授(教育開発国際協力研究センター(CRICED))は、学術的リーダーシップとその貢献が認められ、国際青年会議所(Junior Chamber International, JCI)*が選出する「The Ten Outstanding Young Persons of the World 2018 (TOYP2018)=2018年 世界の傑出した若者たち 10人」のひとりに選ばれました。

カマル准教授は視覚障害をもってネパールに生まれ、12歳まで学校に通うことなく育ちました。その後、研修生として来日してからは、自身の「障害を理由に、教育を受ける機会を奪われた」経験をもとに、障害科学や経済、教育分野における自国と日本の違いについて研究しました。2010年に東京大学で博士号を取得するとともに、視覚障害者としてネパール初の博士号取得者になりました。

*JCIは世界125か国2万人以上の会員を持つ国際NGOで、模範的資質を発揮した18歳?40歳までの青年10名を毎年顕彰しています。2018年は本学のカマル准教授のほか、アジア、アフリカ、ヨーロッパから、技術革新、子ども、平和、人権、政治、法律、政府業務などの分野で世界に貢献した9名が選ばれました。
JCI世界会議(ゴア;インド)
JCI世界会議(ゴア;インド)