awards
平成30年度 錯体化学会学術賞
数理物質系 小島 隆彦
教職員等
数理物質系の小島隆彦教授は,研究題目「プロトン共役電子移動に基づく金属錯体の機能創出」について,その研究成果が高く評価され,平成30年度錯体化学会学術賞を受賞しました。
本賞は,錯体化学会員の中から,先導的?開拓的な研究により錯体化学に関わる分野の学術を深化させ,錯体化学の発展に貢献したと認められた研究業績を持つ個人に贈呈されるものです。
小島教授は,ピリジン誘導体を配位子とするルテニウム錯体の安定かつ酸化還元活性な特徴を活かして,プロトンと電子が協奏的又は逐次的に移動するプロトン共役電子移動(PCET)を基盤とする,様々な酸化還元反応系を構築してきました。主に新規なルテニウム錯体の合成と酸化活性種の創出,PCETに基づくC-H酸化反応や電子移動制御を通じて,金属錯体の酸化還元機能の創出と基質酸化反応機構の解明において,多くの顕著な成果を挙げていることが高く評価されました。
表彰式は,仙台国際センターで開催された錯体化学会第68回討論会の会期中,平成30年7月29日に行われました。
本賞は,錯体化学会員の中から,先導的?開拓的な研究により錯体化学に関わる分野の学術を深化させ,錯体化学の発展に貢献したと認められた研究業績を持つ個人に贈呈されるものです。
小島教授は,ピリジン誘導体を配位子とするルテニウム錯体の安定かつ酸化還元活性な特徴を活かして,プロトンと電子が協奏的又は逐次的に移動するプロトン共役電子移動(PCET)を基盤とする,様々な酸化還元反応系を構築してきました。主に新規なルテニウム錯体の合成と酸化活性種の創出,PCETに基づくC-H酸化反応や電子移動制御を通じて,金属錯体の酸化還元機能の創出と基質酸化反応機構の解明において,多くの顕著な成果を挙げていることが高く評価されました。
表彰式は,仙台国際センターで開催された錯体化学会第68回討論会の会期中,平成30年7月29日に行われました。