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新規素材探索研究会 第13回セミナー 新規素材探索研究会奨励賞
 須藤 恵美

学生?大学院生

2014年6月6日に横浜で開催された「新規素材探索研究会 13回セミナー」にて,生命環境科学研究科生物資源科学専攻 博士前期課程1年次の須藤恵美さん(繁森英幸教授指導)が「Benzoxazinoid化合物によるトウモロコシの重力屈性メカニズムの解明」の題名でポスター発表(ショートプレゼンテーションを含む)を行い,奨励賞を受賞しました。この賞は,研究成果発表者35件の中から,研究内容,プレゼンテーション,質疑応答などが特に優秀であるとして評価され,最優秀賞1名ならびに奨励賞2名に授与されたものです。本研究では,トウモロコシ芽生えから単離したBenzoxazinoid化合物を用いて,重力屈性メカニズムを解明した報告です。この結果は,従来の重力屈性メカニズムとして知られている植物ホルモンのオーキシンの偏差分布によるものではなく,Benzoxazinoid化合物によって重力屈性が制御されていることを示したものであり,学術的にも大きな意義があるものと期待されます。