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See-D Contest 2013 優秀賞
グローバル教育院 本多 隆利
学生?大学院生
グローバル教育院ヒューマンバイオロジー学位プログラム1年の本多隆利さんが,平成25年12月14日,東京六本木の政策研究大学院大学(GRIPS)にて開催された途上国向けビジネスコンテストSee-D Contest 2013にて,チーム「NOZOMINA」の代表者として発表し,優秀賞を受賞しました。また,提案したビジネスプランの支援を目的とした賞金も贈呈されました。 See-D Contestは,日本の技術力と途上国のニーズをつなげ,途上国が抱える課題を解決する製品をより多く生み出すことを目的とするビジネスプランコンテストです(関連リンク参照)。See-D Contest 2013では,参加者たちの途上国への渡航経験を交えたプレゼンテーションが行われ,インパクト,自立発展性,プロダクトを評価対象に審査されました。 「NOZOMINA」は,油(東ティモールの主言語テトゥン語でMINA)を通じて,東ティモールに希望(NOZOMI)を届けるべく結成した学生とエンジニアにより構成される団体です。東ティモールには,認識が足りないだけで有効活用されていなかった,菜種をはじめとする様々な搾油可能な植物が存在します。NOZOMINAは,プロダクトとして搾油機を提供することで搾油を可能にし,油産業を新たな産業として定着させることで雇用を創出することを目指しています。現地パートナーの工場と連携し,油を使った加工品を作り出し,先進国向けに東ティモール支援商品として販売することを通じて,現地住民の事業活動への主体的な参加を促し,現地の人々のアイデアに基づいた製品開発の土台を作ることを目的としています。