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15th International Conference on Harmful Algae, the Best Student Poster Presentations
生命環境科学研究科 Thanh-Luu Pham
学生?大学院生
生命環境科学研究科博士1年生のThanh-Luu Pham氏(内海真生 生命環境系准教授,杉浦則夫 生命環境系教授指導)が,2012(平成24)年10月29日から11月2日にかけて大韓民国昌原市で開催された15th International Conference on Harmful Algae (ICHA15)にて行った研究発表「Toxic Cyanobacteria and Microcystin Profile of Numerous Cyanobacterial Strains Isolated from Dau Tieng Reservoir,Vietnam」により,the Best Student Poster Presentationsを受賞しました。
ICHA15は,海洋および淡水環境で深刻な問題を引き起こす有害藻類に関する研究を行っている世界各国を代表する専門家が集まる国際会議で,2年に1度世界各国で開催されています。Thanh-Luu Pham氏は講演で,自身の母国であるベトナム南部にある水源池の有害ラン藻類の単離同定,ならびに各単離ラン藻類の毒性物質産生ポテンシャルを明らかにした他,ラン藻が毒性物質を産生するかどうかを正確に把握できる遺伝子を利用した新しい判別手法を提案しました。発表内容のみならずプレゼンテーションにおいても審査員から極めて高い評価を受け,244題のポスター発表中第2位の評価を得て今回の受賞となりました。